バイクインプレッション

HONDA DN-01

DN-01

新世代のAT搭載クルーザー正式デビュー!!

 昨年の東京モーターショーで市販予定車として発表されたオートマチックスポーツクルーザーDN-01の市販がついに開始された。

 ロー&ロング+モダンオーガニックボディをコンセプトとした、有機的なたたずまいの個性的なスタイルに組み合わされたエンジンは、ドゥービルやトランザルプに搭載されている680cc水冷OHC4バルブ52度Vツインで、これにホンダ独創のロックアップ機構付き油圧機械式無段変速機HFTをコンビネーション。このHFTはシステムを油圧で作動させて機械的に動力を伝達する構造で、マニュアルミッションと同等のコンパクトな仕上がりが特徴。「ドライブモード」「スポーツモード」「6速マニュアルモード」の3モードと、油圧機械式無段変速機としては世界初のロックアップ機構も備え、簡単操作と滑らかな走り出し、心地よく快適な走行感覚、好みや状況に応じた多彩な走り、良好な燃費性能、大排気量車にも対応した優れた耐久性を実現。変速がエンジンと一体化されたHFTで完結するため、後輪駆動には静粛でローメンテナンスなシャフトドライブが採用されている。

 足まわりの構成も通常のバイクとまったく共通で、正立フォークに片持ち式リンクレスモノショック、コンバインドABSを備えたトリプルディスクでセット。整備履歴などの車両情報をDN-01取扱店間で共有し、チップを埋め込んだキーを提示するだけで的確なサービスが得られるという新たな試みも導入された。


DN-01
ショートなスクリーンの下へコンパクトに収まるメーターユニットは、大型の液晶パネルを使用。デジタル表示のスピードメーター、バーグラフタイプのタコメーターを中心に、燃料計、ギア表示、ツイントリップメーター、時計が表示される多機能なメーターだ。

DN-01
美しい曲線を描きながらフロントカウルと一体化されたタンク部分は、ライダーがニーグリップでホールドしやすいように配慮された機能的な形状だ。給油口はセンターのフタを開けると現われる。

DN-01
一見ロードスポーツ風デザインのシート。しかしシート高が690mmと低く設定されているのがDN-01のクルーザー的性格をよく表わしている。座面は広く肉厚もあり非常に快適、ホールド性にも優れる。タンデムシートも同様に快適。

DN-01
右側ハンドルのスイッチでAT/MTのモードをセレクト。左側ハンドルのシーソー式スイッチでATレンジ選択やMTのシフト操作を行なう。ATのDレンジを選択すれば、何の操作もせず大抵のシチュエーションでごく普通に走行可能。S(スポーツ)レンジは加速の伸びが増すので、追い越し加速時などに有効だ。MTモードにはスクーターのような自動シフト機能はないが、その分普通のMT車的にスポーティに操れる。

DN-01
DN-01の独創的なスタイリングを際立たせる4色、パールサンビームホワイト、パールアメジストパープル、キャンディグローリーレッド、グラファイトブラックが設定されている。写真はキャンディグローリーレッド。

DN-01
パールアメジストパープル


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