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マウンテンブーツの性能はライディングに直結する
昨年の秋冬にファッション界でブレイクし、男女ともに当たり年となったヘビーデューティなアウトドアブーツ。とりわけ、カラーリングや素材感に遊びをもたせたブーツが街を闊歩しているが、やはりデザインだけ真似たモノでは頼りない。
そこで選ぶべきは、旬なデザインを取り入れつつも、元を正せば由緒正しい骨太ブーツメーカーのプロダクト。普段使いとしてのパフォーマンスやアピアランスは充分であることは言うに及ばず、長い歴史や過酷な条件下でのデータに裏打ちされた独自のディテールや最新の素材が凝縮された本気仕様だけに、ライディングにコンバートしてみない手はないだろう。
街履きオンリーの小僧には到底理解できない、無骨なフォルムに隠されたアウトドアブーツの真価に気付くのは、常に雨や寒さと対峙しなければならないライダーなのだから。
Timberland(ティンバーランド)
誰もが目にする定番のブーツには、
ブランドの英知が隠されている
1973年誕生のブランド代表格にしてロングセラー、通称イエローブーツ。ヌバックレザーの滑らかな質感や、履きこむことによる革の味を堪能できながら、シリコンを浸透させ防水効果をもたせたウォータープルーフレザーやセメントラステッド製法、ラテックスでシーム処理されたステッチなどの優れたディテールを装備し、アウトドアで必要とされる防水性や保温性、ホールド感をハイレベルで実現している。
■ティンバーランド ジャパン
木型で調えたアッパーを鋳型にセットし液状のソール原料を注入。ソールとアッパーを直に圧着し耐久、耐水性を確保。
右と同じプレミアムブーツだが、カラーリングの妙技で、こんなにもオシャレな雰囲気に。上/ネイビー 下/ホワイト。ともに2万4150円。
ダナージャパン
誰も到達できない、本家の防水性
昨年、ファッション界で大注目されたのがつま先までレースでホールドするマウンテンブーツ。数あるブランドがこのカタチをリリースする中で元祖といえるのがダナーの「マウンテンライト」シリーズだ。クラシカルなデザインにゴアテックスを採用した防水効果は絶大で嵐の中、2時間以上の走行でも靴下が全然濡れなかったという体験談も。長い歴史は伊達じゃないのだ。
■ダナージャパン
クオリティを維持するために、コストの安価な他国での生産を拒み、メイド・インU.S.A.を貫くダナー。今では貴重な存在である。
従来のマウンテンライトのアウトソールにはビブラムのクレッターリフトソールが定番だが、スエードモデルにはワークブーツに採用される、オイルレジスタンスのクリスティーソールをコンバイン。
Mont bell(モンベル)
汎用性の高さとライトな履き心地が自慢の一足
一見スニーカーのようだが、補強に樹脂製の芯を入れたトゥーカップや前部が柔らかく後部が硬めのフットベッド、ゴアテックスなど、細部のディテールを検証してみると実にライディングに適しているメイド・イン・ジャパンの逸品ブーツ。日本のみならず世界中をオートバイで駆け抜けるツーリングの達人、賀曽利 隆氏も愛用者のひとりだ。
■モンベル ジャパン
カカトをガッチリとホールドするヒールカウンター。内側に樹脂製の芯が入り、ブーツ内でカカトがブレないように工夫されている。
ビブラム社との共同開発による安定感抜群のアウターソールと、スムーズな足運びを実現させるために前後で硬度が異なるフットベッドを採用。しかもソールは張替えが利くというから便利だ。





