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TREASURE FIELD IN HOKKAIDO タイトル
TREASURE FIELD IN HOKKAIDO タイトル
函館〜木古内までの道沿いには美しいタイドプール(潮だまり)が続く。
 
北海道の玄関口、函館から西へ30km。美しいタイドプールを望める絶景の道を1時間ほど走った先にある木古内町は、海と山に恵まれた小さな町だ。国道から旧道にそれるとすぐに町役場がある。数軒の商店が開いているだけのメインストリートは10分もかからずに通り抜けられてしまう……そんな、地方によくあるごく普通の眺め。
 しかし、素晴らしい青空が湿気のない空気に広がる素晴らしい北海道の初夏、この街で年に一度の盛大なお祭りが行われる。しかも、単なるお祭りじゃない。数百台ものバイクが街を埋め尽くすのだ。
 それが 今年で22回目となる「STDE木古内」。このレースは年1回の開催なので、なんと20年以上も継続して開催されていることになる。
 木古内町自身が主催するこのイベントは、木古内の森と山を舞台とする広大なフィールドに設定されたコースを、2日間にわたって走り、それぞれを指定時間内に走りきれば完走……というもの。
 
それだけであれば他の地方で行われているオフロードレースとなんら変わらない。しかし、このSTDE木古内(以下、木古内)が他のレースと大きく異なる点は、1周約40kmというその広大なフィールドだけでなく、町の取り組み方にある。
 受付、車検は金曜日に町役場の駐車場で行われ、車検に合格したバイクはそのまま駐車場に保管される。そして土曜日、初日のスタートも町役場前から。町役場からメインのレース会場までは白バイの先導で町をパレードするのだ。
 沿道には、木古内に住むおじいちゃん、おばあちゃん、子供たちがズラっと並んで手を振ってくれるパレード。小さな町なのに、郊外まで沿道から人の姿が途切れることはない。用意してくれた応援旗を振ってくれる子供たち。ニコニコした顔で大きく手を振ってくれるおばあちゃん。バイクをこんなに快く受け入れてくれる場所がこの日本にあったのか、と誰もが感激するパレードでこのレースはその幕を開ける。

函館〜木古内までの道沿いには美しいタイドプール(潮だまり)が続く。川のように透明な海に本当に感激!

東京からやってきた仲間が偶然通りかかって、最高のひとときに

ガマンしきれずにクルマを止めて遊んでいたら、同じく東京からやってきた仲間が偶然通りかかって、最高のひとときに

写真・文◎三上勝久
FREERIDE Magazine編集長。1965年生まれの42歳。豊富なBAJA1000三戦歴をもつレース好きだが、じつは旅も大好きなバイク乗り

Article Written by FREERIDE Magazine
 

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