ツーリング

Air!

ゴジュウの動きに慣れてくれば、ジャンプでひねったり、足を離したりとアクションジャンプのようなことも。フルサズマシンにとっては小さなジャンプも、ゴジュウにとってはビッグジャンプ。低速で飛べて失敗してもダメージが少ないので、思い切って飛ぶことができる

上級者と呼ばれるライダーがまるで手足のようにバイクを振り回し、自由に駆けめぐる姿に誰もが憧れますよね。でも、ぶっちゃけバイクはカンタンと言える乗り物ではない。難しいからこそ楽しいわけでもあるけど、最初から難しいから無理……敷居が高そう……装備がない……なんてことになりがち。でも、そんな人こそ1度でいいから「ゴジュウ」に乗って欲しい。僕たちが伝えたいバイクの楽しさ、操る面白さがそこにはある。

photo and text by Yusuke Kashiwazaki <FREERIDE MAGAZINE>

 「仲間たちとバイクで遊びたいんだけど、何に乗ればいい?」と聞かれたら、僕はすぐさま「だったらゴジュウがいいっ! すっげー楽しいから!」と答える。ゴジュウというのは、大人がキッズ用の小さなダートバイクに乗って走り回るという大人げない遊びのことで、ミニモト、ピットレーサーなどと呼ばれることもある。べつに小さいバイクには興味ないしぃ〜、というアナタ。まず、そのカチカチの固定観念を取り払ってみて欲しい。ゴジュウは仲間達と1日笑い合って、気軽に楽しく、それでいてリーズナブルに遊べるダートバイクの原点、小難しいルールに縛られないフリーライドを味わえる最高の遊びなのだ。
 ゴジュウ大好きの僕が昨年の夏に訪れたのは北海道の中標津。北海道のデッカイ大地でチッサイバイクのイベント「CRAZE? a day in the 50S」が開催されると聞きつけて訪れたのだ。

 CRAZE?は神奈川県にあるPEAKというミニモト専門ショップが開催するゴジュウのイベントで、タイムスケジュールなどは設けられずにゴジュウ好き達が集まって勝手に走り回るという、イベントといえるのかちょっと微妙な(笑)走行会。
  このユルさが好き、と訪れる人も多く、特別会場となったのが中標津のコースにも東京から、そして地元のライダーがたくさん集まっていた。北海道らしい青い空と白い雲のカラッとした天気の下、広大な景色を目の前にして小さいバイクで走り回るライダーたち。   このコントラストがコミカルというか、とがった感じが全くしない、いい意味でユルイ空間が広がっている。

写真・文◎柏崎佑介
FREERIDE Magazine 1983年生まれの24歳。レースに興味はあるものの、ルールに縛られるのが嫌いなフリーライド系ライダー。別称ワガママともいいます。

Article Written by FREERIDE Magazine

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