
3月7日に発売されたHONDA DN-01。新型オートマチック、HFT(Human Friendly Transmisson)の採用のみが注目されているが、そんなメカな部分はおいといても、十分に魅力的なクルージングバイクに仕上がっていた。これなら、湘南への新春デートに最適だ。!
ドゥルルル……680ccという排気量から受ける先入観よりもはるかにトルクフルな印象で加速するDN-01。2005年のモーターショーにコンセプトモデルとして発表されたときには、単にオートマチックトランスミッションを搭載したスポーツバイク……って印象で、さほど斬新には感じなかった。
しかし、実際に乗ってみるとその印象はガラっと変わった。いや、乗ってすぐに印象が変わったって言うより、乗って帰ってきてからしばらくしてボディブローのように効いてくる、なんともいえないいい感じの後味をもつバイクなのだ。
今回、そのDN-01を走らせたのは関東近県のライダーにとってはデートスポットとして有名な逗子〜小田原の湘南エリア。
観光客やサーファーも多く、夏には大渋滞してしまうエリアだけど、でもまだ今なら……そして出来れば平日なら、のんびりと海を眺めながらのクルーズが楽しめる。
そして、そんなツーリングには、コーナーが待ち遠しくなるような、あるいはせかされるような機敏なバイクより、こうしてゆったりと楽しめるバイクがいい。
アクセルをガバっと開けると分厚いトルクで車体を押し出していくDN-01。足を投げ出したポジションもリラックスできて豪華な気分。さらに、このおかげで、タンデムライダーとの会話もしやすいのも特徴だ。だけど、このバイクにはオートマチックゆえの、乗ってみなければわからない魅力があったのだ。
写真・文◎三上勝久
FREERIDE Magazine
1965年生まれ42歳。オフロード好きが高じてBAJA1000に10年以上通っているが、ツーリングも大好きなバイク乗り。今年の春からはウエブマガジン「+MILEAGE」もスタート。こちらもよろしく!




